2012年8月29日水曜日

高野会長の勇退


奥能登倫理法人会の今年度最後のモーニングセミナーは、会長の高野憲治氏に講話をいただきました。千葉県浦安市倫理法人会から山内昌紀会長をはじめ3名のゲスト、石川県内からたくさんの参加者をいただき、高野会長の講話に聞き入りました。



奥能登倫理法人会会長
北日本自動車株式会社
代表取締役社長 高野憲治氏

「倫理歴4年」

会長として最後の講話とあって少し緊張気味の高野会長でしたが、これまでの4年間を振り返って仕事と家庭と倫理の経験についてお話しいただきました。

今回の会場は、奥能登準倫理法人会が発足する当時に使用していた茅葺屋根の建物で、懐かしさとスタート時の意気込みや思い出をお話しされました。

倫理法人会に入会する時には団体所属がなく、経営者として勉強をしなければと思っていたところに倫理法人会入会の誘いがあり、入会して七尾市倫理法人会の幹事、奥能登準倫理法人会の立ち上げ、事務長と副会長を経験し会長に就任されました。

その間、先祖に感謝する気持ちがより強くなり、社員には「職場の教養」を活用した朝礼を行うようになり、自ずと社員が勉強する姿に目を細めているとのことです。

会社では平成16年に3代目の社長に就任し、昭和23年に創業した祖父とそれを支えた父に感謝の念を抱きながら経営に邁進しています。その心は、年間に20回はお墓参りをするという形に現れており、学生の頃から車で祖母を連れて墓参りに行ったことが始まりとのことです。

ここ一カ月は、会長職が終わるカウントダウンの日々で、モーニングセミナーの挨拶を数えて過ごしていたとのこと。先日、金沢市倫理法人会のモーニングセミナーに参加して、細やかな心遣いや参加者の元気な姿に触れ、さらに奥能登倫理法人会も勉強させていただきたいと思われたとのことです。

その気持ちを活かすべく、次期は専任幹事として井川会長を支え、より勉強をさせていただく決意を述べられました。「これからも、奥能登倫理法人会を可愛がってくださいますよう、よろしくお願いたします。」といつものフレーズで締めくくりました。

文:中浦政克